「<狐>が選んだ入門書」(山村修)

 『入門書こそ究極の読みものである』とは著者の自説だそうだが、“究極”かどうかは知らず、わたくしも入門書は好きである。その証拠にこの本に挙げられている25冊のうち、既読が3冊もある。これはわたくしの読書量からして異常な割合であるいってさしつかえない。でもって紹介文がまたうまい。どれもこれも読みたくなってしまった。入手できそうなのはかたっぱしから読んでみますかのう。