「知覚の扉」(オルダス・ハクスリー)

 ハクスリーがメスカリンをつかったときの経験を記したもので、ティモシー・リアリーやニューエイジに影響をあたえた本であるらしい。ハクスリーの冷静さが印象的であります。
 が、それよりも人物画における着衣の重要性を力説している部分に、ヘンに納得してしまった。裸婦像がつまらないのは裸婦が服を着ていないせいなのだねえ。