「出会いがしらのハッピー・デイズ 人生は五十一から(3)」(小林信彦)

 私は小林さんの雑文にえらく影響を受けてきたけれど、この連載はどうも。
 クリント・イーストウッドや野球映画の話はとても面白いが、時事になると怨念と絶望に満ちてしまうし、過去のこととなると繰り言にちかくなる。芝山幹郎さんの解説はけっこうなものでした。