2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

鷲と鷹 監督ゴードン・ダグラス。出演リー・ヴァン・クリーフ、ウォーレン・オーツ。 なぜこの映畫を録畫したのかおぼえてをらぬ。西部劇だから、だつたらうか。 トラヴィスにしてもレミーにしても、人物造形からしてよくわからない。1970年ともなるとかうい…

バーナード嬢曰く。(2) なんだか神林さんがどんどんかはいくなつてるのですが。ほとんど主人公みたいだし。 バーナード嬢曰く。 2 (IDコミックス REXコミックス) 作者: 施川ユウキ 出版社/メーカー: 一迅社 発売日: 2015/07/27 メディア: コミック この商…

大逆転裁判 第四話了。 アリンガムの短篇を思ひだした。比較的簡單な話だつたやうに感じる。 漱石はたしかに追跡妄想をもつてゐたらしいが、それでもこのあつかひはひどいね。どうしてかうなつたのか。 ホームズもののパスティーシュやパロディではダメなホ…

大逆転裁判 第四話にはひる。 スサトさん、グレグソンの名を記憶してゐるのにワトソンやレストレードにはなぜ反應しないのか? 各話冒頭のワトソンの回想の意味は?

ドラゴン危機一発 昨今のカンフー映畫の出來にあれこれいふことがあるけれど、このへんのも大概である。ブルース・リーの體技は別次元だとしても(パンチはへんに大振りだけど)、ほかが目に餘る。 BGMの曲がなんだか聽いたことがあるなと思つたらピンク・フ…

江戸時代 けつこうカタい内容なのにすらすら讀ませる筆力はたいしたもの。 江戸時代 (中公新書 (476)) 作者: 大石慎三郎 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 1977/08/25 メディア: 新書 クリック: 45回 この商品を含むブログ (10件) を見る

仏教思想のゼロポイント 「悟り」とは何か 輪廻の主體はなにかといふ議論を讀んで、それはそれで納得のゆくものだつたのだが、さうすると轉生したさきの存在はほとんど他人ではないかと思つた。ふたごのきようだいがゐたとしたら、そちらのはうがよほど自分…

反省させると犯罪者になります 家人がよく刑事ドラマを見る。そのため私も斷片的に見る機會がままある。それでわかつたのは刑事ドラマの眼目は犯人を反省させることにあるのだ。刑事の搜査だとか、ましてやトリックの解明などは反省のドラマのダシにすぎぬ。…

ヘウレーカ アルキメデスの工學者としての側面ばかり注目して數學者としての業績を無視してゐるのが、どうも。 兵器を開發したことを氣にやむのも、あまりに近代的感覺をもちこみすぎてゐるやうに感じられる。古代人をばかにしすぎかな? ヘウレーカ (ジェッ…

福家警部補の再訪 なんだかだいつておいてつづきを讀むのであつた。 福家警部補の再訪 (創元推理文庫) 作者: 大倉崇裕 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2013/07/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (8件) を見る

こいいじ(1) 戀愛を主眼とする少女まんぐわは讀まないことにしてゐるのに、うつかり手を出してしまつた。 こいいじ(1) 作者: 志村貴子 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/04/24 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (1件) を見る

やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。(11) 變節後の主人公があまり好きではない。いや、變節ではなく、もとからさういふ人間だつたのかもしれぬ。だとしても、そこをあへて世をすねて、斜にかまへて生きてきたのだから貫徹してもらひたい。私はこの主…

家政婦は名探偵 もつとコミカルなものかと思つてゐた。「迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険」みたいな感じを。 家政婦は名探偵 (創元推理文庫) 作者: エミリー・ブライトウェル 出版社/メーカー: 東京創元社 発売日: 2015/05/11 メディア: Kindle版 …

アルスラーン戦記(7)(8) 王都奪還 仮面兵団 「暗号」でなく「暗合」ではなからうか。 アルスラーンはみなからはぐれすぎである。 王都奪還・仮面兵団 ―アルスラーン戦記(7)(8) カッパ・ノベルス 作者: 田中芳樹,丹野忍 出版社/メーカー: 光文社 発売日: …

バートン・フィンク 體調がわるくなると本が讀めなくなるが、映畫はもつとだめだ。 レスリング映畫なる一大ジャンルがあつた、のか? 觀たことがないけれど、現在まで觀つづけられてきたやうな作品はないのだらうか。 バートン・フィンク [DVD] 出版社/メー…

アルスラーン戦記(5)(6) 征馬孤影 風塵乱舞 睡眠時間をけづる小説である。いけませんね。 征馬孤影・風塵乱舞 ―アルスラーン戦記(5)(6) カッパ・ノベルス 作者: 田中芳樹 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2003/08/21 メディア: 新書 購入: 3人 クリック…