2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

星図詠のリーナ(3)

あとがきの「一区切りつけることができました」てなをはりといふ意味かしらん。 あと、パルヴィ姉さんのはうが魅力的だよね。星図詠のリーナ〈3〉 (一迅社文庫)作者: 川口士,南野彼方出版社/メーカー: 一迅社発売日: 2010/07/17メディア: 文庫購入: 3人 クリ…

チャンピオン39號

「AL」(所十三)が終了。ひとことで申せば、トリケラトプス對ティラノサウルス。出來は前作とどつこいどつこいで、讀めはするといふところであらうか。

ツバメ号とアマゾン号 下

夜明けの湖をすすむツバメ號や、ながれる湖岸の風景の描寫を讀むだけで滿足なのであります。 案の定と申しますか、「きょうのスーザンは、とても原住民的な気もちになっていた」なんて文章があつた。スーザンはよく土人的な氣分におちこむが、でも「ナルニア…

王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜(25)〜(27)

やうやく最新刊に追ひついたところでこの作品の勘所を申しあげると、主人公が東京辯をしやべることなのである。正確には主人公はおもにイタリアにをり、話すあひてもイタリア人が多く、イタリア語を話してゐるはずなのであり、つまりはそれが東京辯に翻譯さ…

ジャンプ38號

「ピューと吹く!ジャガー」(うすた京介)が終了。もう十年もやつてゐたのか。すでにうすた氏はギャグまんぐわ家としては息が相當にながい部類であらう。この連載もおもしろい回もあればパッとしない回もあつて、それでいいと思つてたのだがをはりますか。…

ツバメ号とアマゾン号 上

改譯されてシリーズ名がついた。ランサム・サーガといふのは本國でもつかはれる名稱だとランサムの傳記にあつた。 そして最大の變化が「土人」を「原住民」にしたことである。これは改惡といつてよい。たとへば「スーザンは土人的な氣分になつてゐる」てな文…

裸体と衣裳

よく映畫を觀てゐる。ま、この時代のひととしては特にかはつてゐるわけでもないだらうが。そして、その合間あひまに歌舞伎やらオペラやら。そのわりに本を讀んだ記録はあまりないのよね。裸体と衣裳 (新潮文庫)作者: 三島由紀夫出版社/メーカー: 新潮社発売…

ネコとクラリネットふき

ネコとクラリネットふき (おはなし広場)作者: 岡田淳出版社/メーカー: クレヨンハウス発売日: 1996/04メディア: 大型本 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る

ラディカル・ホスピタル(19)

花ちやん入院とマッキーの師匠あたりが印象的か。あと慰靈祭。ラディカル・ホスピタル 19 (まんがタイムコミックス)作者: ひらのあゆ出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2010/08/07メディア: コミック クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る

漂流

なんでこんなに漂着するひとやものが多いのだらう。流木などから船をつくるあたりは「飛べ!フェニックス」や「宇宙囚人船の反乱」を思ひださせる。まさかそれでほんたうに脱出できるとは思はなかつた。漂流 (新潮文庫)作者: 吉村昭出版社/メーカー: 新潮社…

マガジン36・37合併號

「ゼロセン」(加瀬あつし)が終了。この作家にしてはそれほどの出來でもない。やはりダメな男を主人公にすゑないとね。

魂の叫び

「ゲームの話をしよう」を、をりにふれて再讀する。三卷まで讀んで、「魂の叫び」も買ふかなあとそのたびに思ふわけだが、今回はいきほひでほんたうに買つてしまつた。 さういへばごくみじかい期間であるが「ファミ通」を購讀してゐたことがある。やめてしま…

音楽の聴き方

教育テレビの「Schola」を見たら岡田暁生が出てしやべつてゐた。それを見てから讀んだら、どうも印象が「西洋音楽史」と異なる。岡田のしやべりが文章から感じられる。文章の書き手を見てるかどうかでけつこう讀んだ印象もかはるものですね。 たくさんの本が…