2006-08-31から1日間の記事一覧

「新平家物語」(溝口健二)

冗漫で鈍重で知性を缺いた作品。たとえ雷蔵がいたってコレは救えない。よりによってこんなのを放送することもなかろうに。そもそも吉川英治なんぞをベースにするのがわからない。

「あるいて一歩!!(1)」(武田すん)

まあ、なんだ。ありがちな妄想充足型まんが。そんだけ。

「ちまちま」(かがみふみを)

んー、悪いとはいわぬが痛々しくて見てられない。

「グーグーだって猫である2」(大島弓子)

こりゃねこまんがというよりは闘病まんがではないか、と思ったが、それはそれとしてかくも冷静に描けるのはたいしたもんだ。後半はねこまんがにもどった。捨て猫助けまんがかな? 「アルルルーウ」と鳴くグーグーがすてき。

チャンピオン、「白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ」(所十三)が開始。うーん、とくにどうとも思わない。恐竜の呼び名は現代の学名ではないほうがよかったかと。それよりも「少年ルパンと奇妙な犯罪」(木々津克久)という読切がおもしろかった。かなり無理はあ…