2006-08-15から1日間の記事一覧

「月館の殺人(下)」(綾辻行人、佐々木倫子)

思ったよりも血なまぐさい展開になった。ミステリとしてはまあ、それなりですかね。テツをどれだけ活写できたかが主眼のような気もするが、個人的にはどうでもいいことだしなあ。佐々木さん描く小野不由美さんに注目。

「美男狩(下)」(野村胡堂)

後半もちなおした印象。小玉太夫がストーリーの核(とまではいかないが)となり、まとまりが出た。クライマックスの部分は一気に読めました。まさか宝のうばいあいにならないとは思いもよらぬことであった。