2005-05-21から1日間の記事一覧

「マレー鉄道の謎」(有栖川有栖)

そこそこ楽しめるが、密室トリックも凡庸だし探偵も面白くない。この作品に限らず、この作家の小説はどれもこう、突出したところがないのですね。悪についての議論があるが、どうせなら哲学的に暴走してしまえばいいのに、そうもならない。それならもっとエ…