2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「対称性人類学 カイエ・ソバージュV」(中沢新一)

『対称性の論理によって動く高次元の流動的知性』などというコトバに実質的な意味はあるのだろうか。 ソーカルらのやったことについては、ちょっとしたたとえ、比喩のつもりなんだからムキになっておたく的なつっこみするなよ、と思う。けれども、ここに出て…

「鋼の錬金術師(4)」(荒川弘)

摸造記憶ネタはうまく展開できなかった印象。 主人公が弱すぎてカタルシスを得られないおそれも。

週刊少年ジャンプ15号

「未確認少年ゲドー」(岡野剛)が開始。化け物でなく生物であることを売りにしたいなら、ラテン語の学名よりもリアリティを重視したほうがよいと思うのです。 そして「遊☆戯☆王」(高橋和希)が終了。長年ジャンプを読んでいると、どこが面白いのかわからな…

「落語名人会(21) 古今亭志ん朝(13) 黄金餅/大工調べ」

このシリーズ、まだ買ってないCDがいくつもあるのですが、ちくま文庫の「志ん朝の落語」を読んでいたら揃えたくなってきた。で、まずはコレを買った次第。 『黄金餅』は趣味がいいとはいいかねる話であまり好きではないのだけれど、悪くもなかった。道中づけ…

ファイナルファンタジーXI

落ちまくるのでISPに連絡していろいろ手をうったあげく、モデムを交換するハメになりました。でも、それでも落ちるのよね。

「鋼の錬金術師(3)」(荒川弘)

主人公兄弟の姓がでるたびに、「エルリックかよ」とひっかかるのですが、それはともかくなかなかヘヴィですな。とりわけ弟が直面するP・K・ディック的恐怖。 そういえばジョン・ウーが監督するディック原作の映画(なんというミスマッチ)の予告を見て、「ビ…

「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」(ピーター・ジャクソン)

1作目、2作目は、「まあ、こんなものか」と思ったのだけれど、これはかなり不満がのこりました。 フロドが死んだと思われたときの、独りで旅をつづけようしたサムの決意が描かれてないのはダメ。そもそも「二つの塔」でシェロブのところまでやっておくべきで…

週刊少年サンデー14号

「きみのカケラ」(高橋しん)が終了。ネームが多くて読みにくい。 「ファンタジスタ」(草場道輝)も終わり。チャンピオンみたいな2本切りですな。代表チームにはいるまでは面白かったんだけどね。

「お言葉ですが…(8) 百年のことば」(高島俊男)

面白いのはやはり言葉についてのハナシ。気になったのは2つ。 ひとつは「憂える」を「憂う」と書いてしまう誤りについて。これは私も間違ってしまいそうだ。 もうひとつは合併字について。同音の漢字による書きかえはなるべく避けるようにしているが、合併字…

ファイナルファンタジーXI

今日も落ちまくり。 だが、一緒にスキルあげしていたフレンドはこころよくつきあってくれた。ひたすら感謝だが、落ちないでつないでいられるってことは幸福なことだと痛感してしまいましたよ。

「毒ガス帯」(コナン・ドイル)

チャレンジャーものの第一作は恐龍少年だったころに読んだものだったが、ともかく似たような路線の冒険物語かと思ったわけです。これがちがう。ストーリーのほとんどの部分の舞台はチャレンジャーの家であり、登場人物たちは対話をするばかりでめだった活動…

週刊少年ジャンプ14号

「LIVE」(梅澤春人)が終了。 「HARELUYA」の主人公が天使だったので二匹目のどじょうをねらって悪魔にしたんですかねえ。とりあえず基本路線をかえないともうダメなんではあるまいか。