2004-01-30から1日間の記事一覧

「犬神家の一族」(横溝正史)

読み物としては面白いのだけれど、本格ものとしては満足できない。ヒントの出しかたがいまひとつなので、謎解きのときに「そうだったのか!」って思えないのですよ。事件の構成に偶然の要素が多すぎるのも難か。 あいかわらず探偵は無能ですな。だが、「八つ…