2018-10-29 ■ リピート 中盤まではたるいが、そこからぐんぐんおもしろくなる。そこまでが必要な前置きだつたのかどうかよくわからぬ。 眞相はさほどのものでもない。犯人の動機がうすつぺらいからか。でもそこにたどりつくまでの謎の魅力があるので滿足できた。 作者も犯人もバタフライ效果への配慮がたりないと感じる。だがどこまで考慮すれば十分といへるかわからないし、本性的にわかりえないことだらうからしかたないのか。 リピート 作者: 乾くるみ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/10/23 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 176回 この商品を含むブログ (130件) を見る