ヒストリエ(10)

 

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

ヒストリエ(10) (アフタヌーンKC)

 

 
君と時計と雛の嘘 第四幕
 四卷が出てゐることに氣づいてなかつた。
 たのしんで讀んだが、どうもあれこれ引つかかる。タイムリープにまつはるルールが不自然すぎる。タイムリープ自體が大嘘なのだから不自然もなにもないと考へるならいいのだらう。でも引つかかるのだからしかたがない。これが魔法だの詛ひだのならばまだ受け入れられさうだけれども、どうしてそんなルールといふのか法則があるのだと感じてしまふ。話の都合上さうなつてゐるのだらうとは思ふがしらける。

 

君と時計と雛の嘘 第四幕 (講談社タイガ)