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哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀
 ライプニッツのよさがわからない。ライプニッツのいつてることもわかつてないのであらう。ほかの三人は亂暴ながらシンプルで威勢がよく、おもしろい。ライプニッツは迂遠なことをごによごによかきまはして結句よくわからんことにしてしまふ。近代哲學のつまらなさがここにはじまつてゐるのかもしれませんな。

 

哲学者たちのワンダーランド 様相の十七世紀
 

 
コンドル
 學生のころのこと、ただ本を讀んでればいいやうな仕事につきたいなどと妄言をはいたら(いまより讀書がすきだつたらしい)、友人がレッドフォードがそんな仕事をしてる映畫があると教へてくれた。タイトルを聞きそびれたのだがコレですな。だが本を讀むシーンなど無い。遺憾である。それに主人公が危機をきりぬけたとき、これはこれこれといふ本から得た知識によるものだといちいち述べるべきでせう。コンセプトが破綻してをる。
 それよりもヒロインの扱ひがひどい。主人公の態度もひどいし、戀人との旅行をジャマされ自宅で銃撃戰をやらかされておきながらたいした活躍の機會もない。フェイ・ダナウェイの出演作を觀るのははじめてかもしれない。七十年代の映畫はろくに觀てないからなあ。

 

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