謹訳 源氏物語 三
 ほとんどの歌にかけことばがつかはれてゐる。これが私にはくだらぬダジャレにしか思はれないのである。これは詩心にかかはる重要な分岐點ではないのか。なんとなれば世界のあらゆる詩歌に押韻の要素があり、押韻とは畢竟、ダジャレにすぎないからだ。
 私のごときダジャレを嫌忌する人間はすなはち、詩のわからぬ朴念仁といふことになる、のではないか。。
 あと、「涙にぬれる袖」と「海のみるめ」のモチーフは使はれすぎだと思ふ。

 

謹訳 源氏物語 三

謹訳 源氏物語 三

 

 

 
ハルロック(1)
 かういふ作品のコミックスが何册も出てゐるのはたいしたことだ。
 「ハルロック」のロックが何なのかと思つてゐたら七話にしてタイトルロールのもうひとりが登場した。悠長だなあ。

 

ハルロック(1)

ハルロック(1)