星の、バベル 下

 SFファンへのサーヴィスなのか、小説や映畫からの大量の引用があるがこれがわづらはしい。ジャンルに淫してゐる感じ。話にのれないまま最後までだらだらと流されてしまつた。アイディアのつめこみかたなど、私の好みに近いのだけれど。