それがるうるの支配魔術 Game1:ルールズ・ルール
主人公があまりに何も知らないのが不自然である。それをすべて田舎出のせゐにしてしまふのは無理がありすぎるが、なにか秘密があるのかな?
ミステリとしてはちよつと目新しい感じもある。もつとも、謎ときといふよりも間違ひさがしなのであるが。
世界はルールの束であるてのはヴィトゲンシュタインの言語ゲームを想起させないでもないね。
それがるうるの支配魔術Game1:ルールズ・ルール (角川スニーカー文庫)
- 作者: 土屋 つかさ,さくらねこ
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 文庫
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