「フォーガットン」(ジョセフ・ルーベン)

 記憶をめぐるサスペンスをこうも退屈なものにするのは、ある種曲藝に近いのではあるまいか。否、この映画は記憶をめぐるサスペンスなどをあつかってないというのがより正確でしょうかね。背景設定などデタラメに近いし、脚本が潰滅的。あのすっとばされるシーンはギャグのつもりなのか理解に苦しむ。まあ、観るにたえない映画とまではいいませんが。
 しかしグリーン先生は立場ないのお。