「MISSING PARTS sideA」(PS2)

 「Missing Blue」が期待したほどの出来ではなかったので良作のアドヴェンチャーをさがしていると、これの評判がよいようなのでやってみました。傑作ではないし、いい出来ですらないと思うのだけれど、プレイする価値がないとも思われないです(ATOKが否定の連続だとかうるさい)。
 システム的には、個人的には選択肢総当たりのゲームのほうが好みですね。このゲームのようだと、こちらを選択してだめだったらセーブしたところにもどってやりなおしになり、けっきょく作業量がふえてしまう。何度もやりなおす気にもなりませんしね。
 ストーリーは、必死にミステリにしようとしている努力がみえて微笑ましい。いやべつに嘲笑しているわけではありません。でもやはりミステリとしては弱い。第三話など、見立て殺人を扱うならそれなりの覚悟をすべきで、あんなお茶のにごしかたはいけませんね。
 ま、成美姐さんがすてきなのでsideBもやってみようとは思っております。