12の奇妙な物語 夜の夢見の川
 チェスタトンの發想はほんたうに異樣であるなあと。

 

 

PILI人形劇 ウォー・オブ・ドラゴンズ
 これを見るために NETFLIX に入會してしまつた。
 複雜怪奇な人物關係とめまぐるしい場面轉換にきちんとした理解をはばまれるが、たいへんにおもしろかつた。20話で唐突にをはつてあつけにとられたが。第二シーズンは來るのか?
 それにしても朱雀雲丹が氣の毒である。崎路人はほんたうに正派なのかとうたがはしくなるほど惡辣だが朱雀雲丹への對應はことのほかひどい(記憶喪失のフリをしてただけだつたの?)。マッチョな男どもを學識だけでいなしてゆく朱雀雲丹はカッコよかつたのになあ。

 あと陰火の讀みを「いんか」にしない理由がわからない。なぜわざわざ重箱讀みにする?

生物学探偵セオ・クレイ 森の捕食者
 ひどい邦題だが原題もそつけなさすぎるな。
 おもしろい部分もあるのはたしか。しかし主人公がしばしば愚かしい行動をとるのがどうも。
 最期のメチャクチャな展開は、おもしろがればよいのか、あきれればよいのか。

 

生物学探偵セオ・クレイ: 森の捕食者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

生物学探偵セオ・クレイ: 森の捕食者 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

 

 

ウィンド・リバー
 實話にもとづくさうだがなんともヒドい話である。
 年々、映畫における暴力表現を見るのがつらくなつてきてゐる。

 

ウインド・リバー(字幕版)

ウインド・リバー(字幕版)

 

 

時の車輪 竜魔大戦5 狼の帰郷

 

竜魔大戦〈5〉狼の帰郷―「時の車輪」シリーズ第4部 (ハヤカワ文庫FT)

竜魔大戦〈5〉狼の帰郷―「時の車輪」シリーズ第4部 (ハヤカワ文庫FT)

 

 

ホワイト・バレット
 犯人たちの計畫は緻密さうだつたのに、最後であんな大味になるとは。
 ヘンなところにぶらさがるのは冷徹な彼らしくないし、刑事が改心する理由もわからない。
 そのあたりをなんとかすれば良作になりさうでもあるが、大改造になつてしまふかな。