時の車輪 神竜光臨3 夢幻世界へ
 まさかこの卷でも主人公はほとんど出ないとは。

 

神竜光臨〈3〉夢幻世界へ―「時の車輪」シリーズ第3部 (ハヤカワ文庫FT)

神竜光臨〈3〉夢幻世界へ―「時の車輪」シリーズ第3部 (ハヤカワ文庫FT)

 

 

キルヒャーの世界図鑑
 解説と稱して澁澤龍彦中野美代子荒俣宏の文章があるのだが、これが優に本文の一章分のヴォリュームになつてゐるといふ奇妙な本。
 そして本文より解説のはうがおもしろいといふ困つた本でもあつた。

 

キルヒャーの世界図鑑―よみがえる普遍の夢

キルヒャーの世界図鑑―よみがえる普遍の夢

 

 

ダンジョン飯(7)
 この作家のハイ・ファンタジーといふかエピック・ファンタジーを讀みたい氣もするし、怖いやうな氣もする。

 


お早よう
 猫いらずを使ふといふからそこからサスペンスが盛りあがるのかと思へばちがつた。

 

 

 

五覚堂の殺人 Burning Ship
 遺言にそこまでの拘束力があるのか?
 あと、動機を云々するところはやはり退屈。ほかが浮世ばなれしてゐるのだから動機もつりあつてゐてほしいわけです。
 非常識な大トリックはかなり好き。

 

五覚堂の殺人 ?Burning Ship? (講談社文庫)
 

 

GIANT KILLING(50)(51)
 花森はいいキャラだな。

 

GIANT KILLING(50) (モーニング KC)

GIANT KILLING(50) (モーニング KC)

 

 

 

GIANT KILLING(51) (モーニング KC)

GIANT KILLING(51) (モーニング KC)

 

 

ワールドトリガー(5)

 

 

貴族探偵対女探偵
 なんといつても四話目の「幣もとりあへず」。なにが起つてゐるのかわからず混亂した。おほげさに申せば「夏と冬の奏鳴曲」のラストに似た感覺であつた。
 この感覺をあぢはふことができただけでよいといへばよいのだが、それでミステリとしての出來がよくなつたのでせうかね。作者の意地惡が成功しただけのやうな氣もする。

 

貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

貴族探偵対女探偵 (集英社文庫)

 

 

続・荒野の1ドル銀貨
 どうせ續篇でもなんでもないのでせう、と思ひつつ觀るとはたしてさうであつた。もつとも「荒野の1ドル銀貨」の内容をあまり憶えてないのであるが。
 脚本がどうにも弱い。結婚式の日の作戦の龍頭蛇尾つぷり、片手でリロードできないのがカギになるかと思へばならないし、占い師の行動も理解不能
 娘の心理もわからない。あの落ちつきはもはやサイコではないですか。
 ジュリアーノ・ジェンマのアクションのきれの無さがまたいただけない。

 

続・荒野の1ドル銀貨 スペシャル・エディション [DVD]

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