日本のいちばん長い日
 ああ、いやだいやだ。これが他の國のことであれば距離をある程度おいて見ることができるかもしれぬ。が、ひたすらいとはしく、うんざりするだけだ。あの狂氣はなんなのか。どうすればよいのか。日本人集團の心性はいまもさしてかはつてないのではないか。
 ミョーに豪華なキャスティングである。

 

 

それでも町は廻っている(16)
 をはつてしまひ殘念。最終卷に歩鳥の弟妹がほとんど登場しないのも殘念。

 

 

特捜部Q 檻の中の女
 たいへんおもしろい。もつと陰鬱な話かと思つてゐたが(北歐に對する偏見か?)、きちんとエンタテインメントしてる。鬱屈した主人公もミョーな相棒も魅力的である。まあ、犯人はかなり早いころにわかつてしまつたが。
 檻のシーンは讀むのがつらかつた。あそこまで克明に描寫しなくても、と思つてしまふ。
 で、“Q”つて何だい?

 

特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)

特捜部Q ―檻の中の女― (ハヤカワ・ポケット・ミステリ 1848)

 

 

 

我が驍勇にふるえよ天地~アレクシス帝国興隆記~

 

我が驍勇にふるえよ天地 ?アレクシス帝国興隆記? (GA文庫)

我が驍勇にふるえよ天地 ?アレクシス帝国興隆記? (GA文庫)

 

 

夢の守り人
 ドラマの廣告を見て二作目までしか讀んでないことを思ひだした。
 私のなかではバルサララ・クロフトとつながつてゐて、配役するならアンジェリーナ・ジョリーにやらせるほかない。ただ、なぜバルサとララを重ねてゐるのか自分でもさつぱりわからない。

 

夢の守り人 (新潮文庫)

夢の守り人 (新潮文庫)

 

 

SYNC なぜ自然はシンクロしたがるのか

 

 
爬虫類館の殺人
 ラストがひどい。いちわうフォローがあるのだがフォローになつてない。

 

爬虫類館の殺人 (1960年) (創元推理文庫)

爬虫類館の殺人 (1960年) (創元推理文庫)

 

 



ジョン・ウィック
 ストーリーがでたらめなのはいいとして、肝腎のアクションが凡庸ではどうにもならぬ。どいつもこいつもバカばかりだし、前評判のわりにジョンもたいしてつよくない。
 「イコライザー」もさうだつたが、最近はロシア系が惡役なのがはやりなのか。