正統と異端 ヨーロッパ精神の底流
 インノケンティウスでなく「イノセント」なのねこのころは。「アレクサンダー」といふのもあるし。といつて、すべての教皇の名を英語讀みしてゐるのでもなく複雜である。
 異端をあつかふインノケンティウスの柔軟さはたいしたものだが、そのかれがアルビジョア十字軍を企てるのだからわからない。

 

 

シロガラス(4)お神楽の夜へ
 神樂のシーンがすばらしく、これでおしまひでも滿足できさう。
 千里と礼生との稽古がまたよくて、べつに武道小説を書いてもらひたいと思つた。

 

シロガラス4 お神楽の夜へ

シロガラス4 お神楽の夜へ

 

 

KUBO/クボ 二本の弦の秘密
 猿の表情がすばらしい。
 エンドロールにちらりと出る撮影風景を見るだけで氣が遠くなる。

 

 

水魑の如き沈むもの
 儀式がらみの謎と忌まはしさの印象がつよく、殺人事件を壓倒してしまつてゐる。ミステリとしてはさほどとも。

 

水魑の如き沈むもの (講談社文庫)

水魑の如き沈むもの (講談社文庫)

 

 

ギフテッド
 いささか類型的なストーリーではあるがとても好み。
 メアリーがとても魅力的。

 

 

ワールドトリガー(2)
 このあたりまではきちんと讀んでゐたやうな。

 

 

デジャヴ
 どこで歴史が分岐したのかわからない。途中までは起こつたことはみな起こつてゐて、だからそれは變はらないものなのだと思つた。すると爆發も起こり、彼女も死ぬのか。爆發はごまかしやうがないが、彼女は救へるのか。もしやあの屍體が彼女でないといふウルトラ技でも使ふのか、などといろいろ考へたわけです。
 そしたらしれつと歴史が變はるのでとまどふばかりです。

 

デジャヴ [Blu-ray]

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